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ダナンで店舗・事務所の賃貸物件を探すポイント

Update: 3/13/2024

ダナンで店舗、事務所を探すポイントをご紹介します。

ここダナンでは、店舗、事務所など多くの物件から選ぶことが可能です。また、日本人、日系企業は、賃貸物件をベトナム人、他海外外国人より綺麗に、大切に使用することが多いため、ベトナム人建物オーナーから歓迎されることも多いです。弊社も、オフィス、住居、一棟建物を借りていますが、大家さんは日本人と聞いてとても喜んでくれ建物の管理、補修もとても好意的にしてくれています。ただ、中には外国人だからという理由で相場より厳しい条件を提示されることもあるので注意が必要です。

1. ダナン市内の地域選び

「地域の店舗・オフィス、商業施設などの商業集積状況」
ダナンへの事業進出、店舗、オフィスの移転などはその事業形態、ターゲット、利活用目的、短中期的な事業展開の計画などに合った立地の選択が非常に重要です。
ダナンでの店舗、オフィスが多い主なエリアは、ダナンの市庁舎が集まる「ハイチャウ地域」、外資系企業の工場が集まる「リエンチュウ地域」、観光客が集まる「ミイケビーチ、グーハンソン地域」などがあります。

「雨季で冠水する場所も」
ダナンには、雨季があります。この時期、毎年地盤が低い地域で、下水道、排水施設などが整っていないエリアでは床上まで冠水するエリアがあります。2023年10月の豪雨でリエンチエウ区ホアカインナム街区では住民1000人以上が地元当局や軍、警察の支援のもとで避難を余儀なくされました。当時の浸水深が約1.5mに達し、その際、民家約4000軒が浸水し、約5000人の住民が避難をしました。建物空中階のオフィスはもちろん、1階の路面店店舗出店はこの洪水エリアをできる限り避けて出店する必要があります。

　「外資系企業のオフィス立地について」

1.周辺の施設環境　
　レストラン、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、銀行などの基本的な施設が近くにある場所を選ぶことをおすすめします。これらの施設がオフィスに近いことは従業員や顧客の利便性が高まります。

2.交通アクセス
　オフィスの場所が主要道路や公共交通機関から簡単にアクセスできる場所にあるか。これには、従業員や顧客がオフィスへのアクセスの利便性も重要です。ベトナム人スタッフの就職理由に「家から近いから」が多いことも理由です。

3.セキュリティと環境
　ベトナムでの犯罪のリスクは低いのですが、店舗、住宅などへの空き巣も増加しています。建物のエントランス、オフィスフロアへのアクセスなどのセキュリティー対策ができている建物がおすすめです。

2. 面積とレイアウトについて

必要なオフィスの面積を博するために共有の作業スペース、会議室スペース、受付エリア、トイレ、キッチンエリアなどの共有エリアを含む必要なスペースも含めた面積も把握が必要です。企業の規模や組織に適したスペースを確保することが重要です。

面積:従業員の数、必要な作業スペース、その他のビジネス活動のために必要な面積を決めます。オフィスが今後拡大する可能性がある場合はそのための余裕も確保してください。ベトナムは、日本と比較すると立地にもよりますが比較的広めの面積を借りることが可能です。また、従業員が交通手段に利用するバイク置き場の確保も必要です。
レイアウト: オフィスのレイアウトが自社の事業ニーズに適したものかどうかを確認してください。個室、会議室、共有作業スペース、受付エリア、食堂、トイレなどを必要とする施設が整っているか確認が必要です。イベントや会議を開催する予定がある場合は、独立した会議室が必要です。レイアウトは出来る限り動線がスムーズなレイアウトにする必要があります。
家具の購入と設置: オフィスにはデスク、椅子、ファイルキャビネットなどの基本的な家具が必要です。新規に事業をスタートする場合は、地元の家具屋、ネットショップ、中古家具屋などを利用して家具の購入をします。家具にオリジナリティ、デザイン性が必要な場合は、家具屋さんにデザインを依頼することも可能です。店舗にディスプレイされている家具の値段とオリジナルデザインの家具の値段に大きな差が無いのもベトナムで家具での家具購入の魅力です。
柔軟性: オフィスが将来的な拡張や家具の配置変更など、ビジネスニーズの変化に柔軟に対応できるかを確認してください。経済成長著しいベトナムでは、取扱商品、事業展開など短期間で変わることも多々あります。
設備：インターネットWi－Fi、電話、エアコンなどの設備が整っており、すぐに使用可能か確認が必要です。

面積とレイアウトを十分に考慮することで自社のビジネスニーズと目標に最も適したビジネスオフィスを選択することができます。

3. 施設やサービス

ビジネスオフィスを探す際にオフィスが提供する施設やサービスは従業員が効果的かつ快適な作業環境を確保するための重要な要素です。以下は考慮すべきいくつかの施設やサービスです。

インターネットと電話：安定した高速インターネット接続はビジネスにとって必要不可欠です。オフィスがビジネスのニーズに対応するための信頼性の高い高速インターネットネットを備えていることを確認してください。Wi－Fiは、各借主様で加入をする必要があるケースもあります。仕事の内容で家庭用、業務用Wi－Fiを選択する必要があります。
施設管理：建物の施設管理がどうなっているのか？建物のオーナーが定期的にセキュリティ、清掃、外来者管理をしているのかの確認も必要です。また、オフィスが家具付き物件が少ないので、リフォーム工事業者などレイアウト、設備など含めて相談することもおすすめします。
セキュリティと防犯：セキュリティと防犯は、従業員や顧客の安全を確保するために重要です。オフィスがカメラシステム、セキュリティガード、その他のセキュリティ対策を備えていることを確認してください。
その他の施設：会議室、セミナールーム、カスタマーサービスセンター、休憩スペース、その他のエンターテイメント施設など、地域やオフィス内で利用可能なその他の施設を検討してください。

4.大家さん選び

ベトナム国内での賃貸物件選びで忘れてはならないのが貸主である大家さんです。いい大家さんは契約後も設備の修理など積極的に実施してくれますが、悪い大家さんにあたると、補修はおろか、いきなりの退去命令、家賃倍額増などで急遽の移転に迫られることも多いです。物件内見時には、大家さんが立ち会うことも多いので、内見時に大家さんがどんな方で、賃貸後の管理、補修など積極的に解決をしてもらえそうな人か確認をする必要があります。私の知人が実際に退去せざる得ないことになった事例です。

・家賃を来月から倍にすると言われた
・エアコン、給排水設備の補修を全くしてくれない
・実は貸主は物件所有者ではなく、個人が転貸している物件だった
・大家さんが銀行への融資支払いをしていないため銀行に差し押さえられることになった
・同じ建物内の海外企業の借主のトラブルに巻き込まれた
・物件を紹介してくれた個人事業仲介ベトナム人と大家さんが結託して相場よりも高い賃料を支払っていた

こちらは一例ですが、今借りている物件でお困りのことがあれば遠慮なく当社にご相談ください！

こちらは弊社オフィス建物一棟をお借りしている大家さんです。